自由な発想で叶えた、暮らし方を追求した平屋【Owner’s Life】

きっかけは、一番上の子どもが幼稚園に上がるまでに家を持ちたいと思ったことでした。

当時住んでいたアパートでは、この先に子どもが増えると手狭になると感じていたこと、遊ばせられる庭がないこと、そして荷物と子どもを抱かえての階段の昇り降りが大変だったんです。

最初は何から手をつければいいか分からず、建売を見に行きました。でも、なんかしっくりこなくて、同じようにお金をかけるんだったら自分たちの好きなように建てたいと思ったんです。

それと、元々平屋に住みたいという思いがあったのですが、費用が高いというイメージから諦めかけていて。

でも、やっぱり庭と一体化した暮らしへの憧れや、自分が子どものころに祖母の家でのびのびと遊べたような体験を、子どもたちにもさせてあげたいという思いも捨てきれず、とりあえずスーモカウンターに相談に行ってみようと。

そこで５社紹介されて、３日間ですべての会社を回りました。

５社のうち、契約を取りに来る感じや、担当者の印象が微妙だったりで３社は外して、残りの２社と話を進めることになり、そのうちの１社が安井建設さんだったんですが、担当してくれた宇佐美さんの熱量がすごかった印象があります（笑）。

どちらも担当してくれた人は良くて、信頼して任せられると感じたのでとても迷ったのですが、最終的にはこちらの要望にしっかり応えたプランを考えてくれたことと、やっぱり「熱さ」で宇佐美さんを選ばせてもらいました。

契約したタイミングで２人目の子の出産があったことや、土地の許可の関係で少し時間があったので、そこから３ヶ月ほどは間取りや建物の詳細を詰める打ち合わせを毎週のように宇佐美さんと重ねていましたね。

たぶん自分の性分だと思うんですけど、ひとつのことを突き詰めることが好きなんです。だから、家づくりに関する本を購入して勉強もして、そこで「家とはこういうもの」といった固定観念にとらわれず、もっと自由な発想でいいんだと気付かされ、「玄関はいらない」とか、「廊下と扉はいらない」とか色々言わせてもらったので、とても困らせたんじゃないかって思っています（笑）。

無駄をなくしたいということにこだわって、家族の暮らし方に沿わないものを削ぎ落としていった結果、今の間取りになった感じです。

床材として杉を選んだことですね。

節が目立ったり、傷がつきやすいということもあるんですけど、肌触りや温もりを大切にしたかったことと、子どもたちが裸足で生活することを考えたら、杉しかないと思ったんです。

あとは庭と一体化した暮らしを求めて、南面にこの大きな窓を採用したんですけど、子どもたちが庭にパッと出ていって、のびのび遊んでいる姿が見られてとても満足しています。

工事中の現場に立ち寄ると、いつもすごく綺麗にされていて、丁寧にやってくれていることが伝わってきました。

それをいつも見ているからか、他の会社の建築現場を車で通りかかった時に見ると、すごく散らかっている所が多いことが逆に気になってしまって（笑）

庭との繋がりや開放感がイメージしていた通りで、子どもたちが元気に走り回っている様子を眺められて本当に満足しています。

実際に住んでみたら、こうすればよかったって色々と出てくるかなと思っていたんですけど、想像してた以上に住みやすくて、自分たちの暮らし方に合っている家なんだって実感しています。

家族みんなの距離が近くなって、いつも気配を感じられることもとても嬉しいです。

家づくりは楽しかったです。打ち合わせが終わるのが寂しいってずっと言ってましたから。

この家には何の不満もないんですけど、家づくり自体はもう一回やってみたいと思っているほどで、こう思えるのは、安井建設さんを選んで間違いなかったからだよねと、いつも話しています。