2026.09.01
ヨドコウ迎賓館へ行ってきました
少し前になりますが、お盆休みに兵庫県へ行ってきました。
そこで、以前から行ってみたかった「ヨドコウ迎賓館」へ。
ヨドコウ迎賓館は、20世紀を代表する建築家のひとり、フランク・ロイド・ライトが設計した建物です。
子どもたちには少しつまらないかな?と思っていたのですが、意外にも興味津々。
「ここは何の部屋?」「なんでこんな形なの?」と、思い思いに建物を見ていました。
実際に建物の中を歩いてみると、写真で見るのとはまた違った魅力があります。
ライトの建築といえば「有機的建築」という言葉が思い浮かびますが、ヨドコウ迎賓館では、建物だけでなく、光や影、周囲の景色まで含めてひとつの空間としてデザインされているように感じました。
特に印象に残ったのが、「日影によって生まれるデザイン」です。
壁や窓、軒などによって生まれる光と影が、時間とともに変化し、建物にさまざまな表情をつくっていました。
もちろん、当時の暮らしには、今では想像できないような優雅さもあったのだと思います。
でも、私が一番印象に残ったのは、豪華さよりもむしろ「余白」でした。
何かを詰め込むのではなく、光が入り、風景が見え、そこにいる人がそれぞれの時間を過ごせる。
その余白があることで、建物に身を置いたときに、なんともいえない心地よさを感じました。
一つひとつは、線や面、素材によって構成されている。
けれど、それらが重なり、つながることで、人に落ち着きや心地よさを与え、
窓から切り取られた景色や、差し込む光を通して、自然の素晴らしさまでも感じさせてくれる。
ヨドコウ迎賓館を訪れて、「心豊かな建築」というものを、改めて感じました。
私も、住む人にとって、ただ便利で暮らしやすいだけではなく、そこにいることで心が豊かになるような家をつくっていきたいと思います。
