スタッフブログ

2019.06.03

宮部友希

最近思う事 ~照明編~

プランを書いて何となく平面図が仕上がってくると、その空間のイメージが自分の頭の中で鮮明になってきます。

その時に、空間の広さや色合い、アクセントなどはもちろんですが、照明についても考えます。

 

そもそも照明と一言で言ってもいろんな照明器具があり、空間の用途や造りたい雰囲気によって、

選ぶべき器具は変わってきます。

 

その中でも特に検討するのはやはりLDK。

現在日本で最も多く使われているのは恐らくですが、蛍光灯タイプのシーリング照明だと思います。

 

こんな感じの照明器具です。

昔は丸い蛍光管が入っていましたが、今はほとんどがLEDになっています。

 

この照明器具のメリットはお値打ち価格である事、そして空間を均一に明るくしてくれる事です。

その代り、雰囲気の演出にはあまり向きません。

 

次に新築住宅の場合で多いのがダウンライト。

最近のダウンライトはこちらもLEDが主流なので、昔の白熱灯とは比べ物にならない程省エネです。

色も電球色、昼白色、蛍光色と、色合いも大きく3つに分けられており、

調光タイプ(明るさを調整する)、調色タイプ(明かりの色が変えられる)など、優れた商品も多くあります。

また、LDKという同じ空間でも、リビング、ダイニング、キッチンとそれぞれ細かく分ける事が出来、

(これを多灯分散と言います。)省エネ性が更に向上します。

 

どんな物にもメリットとデメリットがあり、ダウンライトも例外ではありません。

照明計画を立てる際にもう一つ考える事が、天井面の照明器具配置場所です。

ダウンライトの場合、1つあたりの照度は約300~700㏓程度が主流です。

その為複数個のダウンライトを使ったり、ペンダントや間接照明など他の照明器具と併用することが多いです。

天井面のあちこちにダウンライトが入ると、天井面に統一感が無くなり、不細工な空間に見えてしまいます。

その為、器具は規則的に配置する、リビングに4つを固めて配置するなど、天井を見上げた時の様子を想像しながら配置する事が大切です。

 

また、ダウンライトは床や壁を明るくする器具で、天井面は明るくなりません。

ですが、空間を明るくしたいなら天井面を明るくする事を考えると、全体的に明るくする事が出来ます。

(これが最も容易なのがシーリング照明です。)

天井面を明るくしたい、雰囲気も大切、不細工な天井は避けたい。

こんな時役立つのが、天井面に向かう方向に設置する間接照明です。

間接照明器具の明るさは、約2000~3000㏓あり、ダウンライトと比べるとめっちゃ明るいんです。

間接照明は雰囲気づくりの為の器具というイメージがあるかもしれませんが、

2000㏓は本が読めるレベルの明るさです。

ちなみに私の自宅でも、リビングは間接照明だけ、という時もざらにあります。

 

また、照明器具の光源が直接目に入らないので、「眩しい!」という事もありません。

寝室だと仰向けに寝転がった時、天井面に照明器具がないので、より「眩しい!」というストレスはなくなります。

 

照明計画はただ明るさを確保するためだけにありません。

上手に計画すれば、雰囲気作りもできて、省エネ性も向上し、使いやすさも変わってきます。

今回ご紹介した内容はほんの一部に過ぎませんが、

照明計画もいろんな事を考えている、という事が伝わればと思います。

 

あ、こんな私も一応「ライティングコーディネーター」の資格を持ってますので、

実はファーストプランでも提案イメージCGに反映させています。。。

 

宮部友希

この記事を書いたスタッフ

宮部友希

デザイナー
二級建築士

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