こんにちは。伊藤由子です！

出身は、岐阜市です。

3人姉弟の長女で、４つ下の妹と７つ下に弟がいます。

小学生の頃から工作や家庭科が大好きでした。

料理を作ることが大好きで、土曜日のお昼ご飯は私が担当。

本をみたり、母親に教えてもらったりして、色々作りました。

休日にケーキやクッキーを作ることも多かったです。

失敗することもありましたが、手順や道具の扱いには意味があることを知りました。

手芸も好きで、編み物が特に大好きでした。

友達や先生に帽子を編んだりもしていました。

編み方が気に入らないと、全部解いてしまい、

最初から作り直すことは全然気にならないくらい完成度を求める小学生でした。苦笑

自分自身その時のベストを尽くしたいという思いが小さい頃からあり、

人に喜んでもらうために作ることが大好きでした。

その頃の将来の夢は漠然としていましたが、

人の暮らしに係る職業に就きたいと思っていたので、

大学は家政学部住居学科で住宅について勉強をしました。

大学を卒業してから、京都の建設会社へ勤め、

ハウスメーカー、設計事務所を経て、結婚を機に安井建設(株)に就職しました。

家を建てるだけでなく、安心と安全を第一に、

お客様の笑顔や幸せづくりをしている点に共感しました。

2006年11月のことでした。

入社当初は、コーディネーターとして働いていましたが、何と入社して１年も経たずに妊娠・・・。

予定外のことで、

このまま仕事を続けていって良いのか？

会社を辞める気持ちで社長に報告しました。

会社でも産休育休を取得する人は初めてのことでしたが、

社長のご厚意もあり、1人目の産休育休を取得させていただきました。

急に社会から縁遠くなってしまった焦りや、

でも、子どもと一緒にもっと過ごしたいという思い、

色々考えましたが、

第一子が7ヶ月になる頃に仕事に復帰しました。

復帰後は、デザイン住宅に特化した、アトリエ・コ・ラボ事業部に配属。

コーディネーターが主な業務でしたが、

段々と間取りやプラン作成にも携わるようになりました。

それから業務範囲も広くなり、

営業から設計、コーディネーターまで一貫して携わってきました。

そして、2人目、３人目と計３回も産休育休を取得させていただきました。

設計を業務とするならば、

「１級建築士を取得したい！」

という思いが心の片隅にずっとありました。

3人目の育休中、今回できっと最後の育休になるので、このチャンスを活かしたい！

と思い、１級建築士の試験勉強をし、学科試験に独学で合格しました。

この年の製図試験は独学では上手くいきませんでしたが、

仕事復帰して、３人の子育てをしながらようやく製図試験にも合格！

晴れて一級建築士になることが出来ました。

製図試験に合格するにあたっては、資格学校にお世話になりました。

休日に、仕事の日より早く家を出て、名古屋駅近くの学校へ行き、終電まで勉強・・・。

昼ご飯や晩御飯もろくに食べず、ずっと考えるのは製図試験のこと。

もうあんな思いはしたくありません。苦笑

資格試験は目指したら最後、「　合格するか　」、「　諦めるか　」　のどちらかです。

後者になれば、人生後悔する！

と思い、何が何でも合格する意気込みでした。

合格できたのは、会社や家族の支えがあってのものだったのは間違いありません。

不合格だったら家族から追放されるのではないかという恐怖もありました・・・。苦笑

３ｋｇ程度痩せましたし、大人になってからこんなに勉強をするとは考えもしませんでした。

心身ともに本当につらかったですが、達成感は想像以上でした！

「暮らしが好き。住宅が好き。喜んでもらいたい。」

という思いが私の仕事を続けていく事にあたっての基盤にあります。

お客様が求める本質に対して、

どういったご提案ができるのか、

どうしたら安心していただけるのか。

そんなことばかり考えています。

家づくりは一生に1度あるかないかの貴重な機会ですから、

お客様にとってなにがベストなのかを一緒に探し、

せっかくですから、

説明できない感覚だけの家づくりではなく、

説明が出来る提案やデザイン、

効率よく家事が行える動線、

そして、

自然の力を最大限に利用した快適性と省エネが高い水準で実現出来るパッシブデザイン

など、長年、家づくりに携わってきて培ってきた知識や経験、色々な視点から、

ご家族様にとってメリットのあるお家を建てていただきたいという思いがあります。

これから、家づくりにおいて、私が設計するにあたって心がけていること、

家づくりをきっかけにお金ではない豊かな暮らしができる情報を書いていきたいと思っています。

どうぞ宜しくお願い致します！