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家づくりコラム

注文住宅の収納計画の秘訣【家づくりで後悔しないために!⑱】 

注文住宅を建てる際、
多くの人が最も注目するのは間取りやデザインですが、
住み心地には収納の計画が大きく影響します。

今回は、快適な生活をサポートするための、
収納計画のポイントについて紹介します。

2023.09.30

ライフスタイルを考慮する

 

家族のライフスタイルや趣味、生活習慣は、

収納計画において考慮すべき要素の一つです。

 

例えば、スポーツやアウトドアが趣味の家族は、

それぞれの道具の収納スペースが必要になり、

読書好きな家族ならば、

本棚のスペースを考慮する必要があります。

 

家族のライフスタイルをしっかりと把握し、

それに合わせた収納スペースを計画することで、

生活がより快適になります。

 

使いやすさを優先

 

収納はただ物をしまうだけではなく、

必要な時にすぐに取り出せることが重要です。

 

例えば、キッチンでは日常的に使う調味料や食器は手の届く位置に、

特別な日にしか使わないような食器や道具は、

奥の方や上の棚に収納すると良いでしょう。

 

また、子どものおもちゃや学用品も、

子どもが自分で取り出しやすい位置に配置することで、

自立心を育てることもできます。

 

「しまう」と「取り出す」をセットで考えれば、

より使いやすい収納となるはずです。

 

サイズを考える

 

収納する物の量やサイズに合わせて、

幅や奥行きや高さといったサイズを考えることも大切です。

 

入れる物のサイズを考慮して計画しないと、

深すぎて奥に物が入って取り出しにくくなったり、

逆に、浅すぎれば物が収まらないという問題が生じます。

 

収納は大きければ多くのものが入れられると考えがちですが、

入れる物のサイズを把握し、適切に計画することで、

効率の良い収納スペースとなるのです。

 

柔軟性を持たせる

 

家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、

収納スペースを変更できるようにすることも重要です。

 

可動式の棚や、収納ボックスを使用することで、

必要に応じてスペースを調整することができます。

 

これにより、長く住み続ける家でも、

収納のストレスを感じにくくなります。

 

また、オープン収納とクローズド収納のバランスも考慮すると、

収納にも柔軟性が生まれ、

部屋の雰囲気や使い勝手の向上にもつながります。

 

動線を考慮する

 

家の中での動きや行動の流れ、いわゆる動線は、

収納計画においても非常に重要な要素となります。

 

例えば、料理をする際に必要な食材や調味料、調理器具は、

キッチン内での動きをスムーズにする位置に収納することが求められます。

 

また、洗濯物を取り込んで収納するまでの動作を考えた場合、

物干し場からクローゼットまでの距離や、

動線も考慮する必要があります。

 

動線を考慮した収納計画をすることによって、

日常の動作がスムーズになり生活の質を向上させられます。

 

特に、家事の効率化はストレスを減少させるためにも重要です。

 

家の中での動きをイメージし、

最も効率的な収納位置を考えることができれば、

毎日の生活がより快適になるはずです。

 

余裕を持った計画を

 

人は生活する中で様々な物を手に入れます。

 

特に子供がいる家庭では、

成長とともに必要な物が増えていくことが予想されます。

 

そのため、現在の生活に合わせた収納だけでなく、

将来的に増える物を考慮した収納計画を立てることが大切です。

 

余裕を持った計画をすることで、

長く住み続ける家でも快適に過ごすことができます。

 

まとめ

 

収納は単なる物を置く場所ではありません。

 

家族の生活をスムーズにし、

住み心地を向上させるための重要な要素です。

 

日常の行動や動線も考慮し、

家族のライフスタイルや成長、変化に合わせて、

柔軟に対応できるように計画することで、

快適な住まいを実現させられると考えています。

 

ぜひこれらのポイントを参考に、

収納計画を立ててみてください。

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